さて、いよいよ曲の調に関する話題に入っていきましょう。
音階
音の並びの規則を「音階」といいますが、 ある音階を使った曲をあらわすのが「調」なのです。つまり、長音階を使った曲は長調ですし、長調の曲は 長音階を使っているのです。
音階と調とは、スポーツで言うとルールと種目のような関係です。「ボールを蹴ってゴールする」という ルールを持った種目をサッカーというように、長音階という規則をもった曲を長調というのです。
世の中には、民族系やらなんやらで実はいろいろな調が存在します。しかし一般的に広く使われているものは、大きくわけて長音階・短音階の2つだけと言って良いでしょう。テレビやラジオで聞くほとんどの曲はこの2つに大別されます。
ちなみに、他の音階としては、例えば有名なものとして、ヨナ抜き音階やレラ抜き音階(琉球音階)などが存在します。
興味があればググってみてください。
音階の種類
長音階・短音階と単純にいっても、実は短調にも種類があり、自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階といった短調が存在します。
・長音階(Major Scale)
・短音階(Minor Scale)
*自然的短音階(Natural Minor Scale)
*和声的短音階(Harmonic Minor Scale)
*旋律的短音階(Melodic Minor Scale)
「長調・短調は知っていたけど、短調にも種類があるの~?」という人が多いでしょうか。しかし、基本はあくまで短調です。
なぜ短調に種類があるのかというと、理論的に基本は自然短音階なのですが、曲としてこの音階を利用すると、ちょっとぎこちなく聞こえてしまいます。
そこでより美しいメロディーを作るために考え出されたのが和声的および旋律的短音階なのです。
詳細は追々にしましょうか。では、おやすみなさい!
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