絢香×コブクロ/WINDING ROAD
絢香とコブクロの二人のハーモニーがとても美しい、ハモりの定番曲ですね。
みんなが知っていて定番の割には、難易度は非常に高い曲です。主旋律が男女入れ替わり、それぞれハモりも難しいし、高音だし、フェイクも多い難曲です。これが3人で歌えると超カッコイイと思います。
アカペラ(イントロ)
まず、最初のアカペラパートですが、なんといっても3声の協和感、ハーモニー感を感じることが最も大事です。ピタッとはまるととっても気持ちいいハーモニーです。
注意点としては、アカペラパートの最後のD♭→E♭→Fの進行です。FMajorのスケールにない、ラ♭が出てきます。黒田さんパートは、絢香さんパートと(オクターブ)ユニゾンなのでまだ歌いやすいかと思いますが、小渕さんパートは、ラ♭とその後のラ♮への移行を注意してください。うまく歌えればD♭の特殊な空気感のある響きから最終的にFでのハーモニーになって、とても気持ち良い響きになります。
イントロ
アカペラの直後にやってくるイントロパートですが、フェイクの掛け合いになって、これも非常に難易度が高い部分です。ハーモニーというよりは、それぞれのフェイクが主旋律のつもりで歌うと良いでしょう。頑張って覚えてみてください。
Aメロ
黒田さんの主旋律に対して、小渕さんが3度上でハモりを入れています。純粋な3度上ハモりなので旋律としては歌いやすいと思います。しかし、なにせ音域が高いので、ファルセット(裏声)で歌っても良いと思います。
オーソドックスな3度ハモりのパターンになるので、響き・ハーモニーもとても綺麗なパートです。
Bメロ
絢香さんのパートに対して、今度は小渕さんが下3度ハモりをするところになります。
E♭M7や、D♭といったFMajorスケールではないコードが混ざりながらの3度下になるので、非常に難しいハモりになっています、とても音が取りづらいと思います。コード感を慎重に感じながら、同時に主旋律との距離感をはかるような歌い方になると思います。
ここが歌えると、ハモり初心者の域を超えた上級者ですね。
サビ
サビパートは、アカペラパートと同様の構成になります。今回はオケが鳴っている中なので、音はより取りやすくなっています。リズムに乗って軽快にハーモニーを奏でましょう。
難易度は高くないと思います。
参考動画
男性パートの解説ではありますが、こちらも参考にどうぞ。
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