タカのハモりと歌ブログ

”ハモりたい!” 初心者のためのハモりと歌のブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

コードを覚えよう

コードとハモりの関係については、前回説明しました。前回の内容はこちらを参照してみてください。 www.hamouta.com こちらで説明しましたが、ハモりのラインを考える上で、コード(の構成音)を譜面上に書き起こせるようになると非常に役に立ちます。曲のコ…

ハモりとコードの関係

今日はハモりとコードの関係や、コードを知っておくとハモりの上達に役に立つということをお伝えしたいと思います。 コードとハモりの原則 コードの理解はハモり上達の近道 ① ハモりのラインを探しやすくなる ② 3度ハモの罠からの脱却 ③ ハモりラインを作り…

ダイアトニック・コード

今回はハモりに使う基本的な音階であるダイアトニックスケールと、そこから構成される和音(コード)であるダイアトニックコードについて学びましょう。 ダイアトニックスケールとは ダイアトニックスケールとは、1オクターブを7音で構成する音階のことで…

Youtubeで覚えたハモりが歌えない

みなさん、ハモる練習はどうやってますか? まず、ハモりがありそうな歌を選んで、ハモラインだけを歌っている動画をYouTubeで探して、そのラインを覚えて、ハモってみるってやっていますか? ちゃんとこれでハモれるようになれば良いですが、ラインを覚えて…

ハモっているときに意識すること

今回は、ハモっているときに意識することについて説明します。 あくまでタカ流なので(笑)、こんなこと意識せずともハモれるという人もいるかも知れませんが、そのへんはイイ感じにスルーしてくださいw 意識するのはハモりのラインだけではない ハモりパー…

上ハモ・下ハモとは

ハモるとき、上ハモとか下ハモとか言いますよね。これってどういうことでしょうか。まぁ当然、主旋律のメロに対して上にあるハモりラインを上ハモ、逆に下にあるハモりラインを下ハモと言いますね。そりゃそうだw さらには、3度という言葉を足して3度上ハモ…

音の協和を感じてみよう

良きハモラー・ハモリスト(←どっちだ!?)になるためには、主旋律(メロ)のラインに対してハモラインを美しくキープして歌えるかが肝になります。この「ハモラインを美しくキープ」して歌うためには、メロに対してハーモニーを感じながら歌うことがとって…

このブログのこれからのこと

さて、音楽の基礎知識を書いてきましたが、ここからどうしようかな。 このブログでは、皆さんがハモることを少しでも出来るようになって欲しいため、そのノウハウを書きたいと思っています。 ハモはセンスで出来ちゃう人もいますが、実は知識があると、ずっ…

旋律的短音階

和声的短音階の弱点 和声的短音階は、自然的短音階に対して導音の性質を取り戻した音階でした。 しかし、和声的短音階は6度と7度の間隔が、増2度になってしまい、今度はここが歌いづらかったり、演奏もちょっと違和感がなくもない感じになってしまう、と…

和声的短音階

自然的短音階の弱点 自然的短音階が短調の自然な形でした。では実際に長調の曲の3度・6度・7度を♭にして演奏してみましょう。 どこかぎこちなく聞こえてしまうでしょう。楽器が近くにある人は簡単な長調の曲をこの法則にしたがって 短調に変調して演奏し…

自然的短音階

短音階とは、短調の音階のことです。 自然的短音階 長調と同様に短調という言葉は誰もが耳にすると思いますが、「暗い感じ」という印象くらいで、実際には詳細を知らない人が多いのではないでしょうか? まずは、理解しやすいようにハ長調と比べてハ短調を見…

長音階

長音階とは、長調の音階のことです。今回は長音階について説明します。 長音階 長調という言葉は誰もが耳にすると思いますが、 この長調についてまずは、理解しやすいハ長調を見てみましょう。 ハ長調(C Major Scale) このように、全音(長2度)・全音・半…

音階(調)

さて、いよいよ曲の調に関する話題に入っていきましょう。 音階 音の並びの規則を「音階」といいますが、 ある音階を使った曲をあらわすのが「調」なのです。つまり、長音階を使った曲は長調ですし、長調の曲は 長音階を使っているのです。 音階と調とは、ス…

主音・下属音・属音・導音

長調と短調の詳細に進みたいところですが、曲調について述べる前に知っておきたいことがありました。 それが今回のテーマでもある、音の名前です。 音の名前 主音(トニック) 主音とは、ある調の主となる音。ハ長調(C MajorScale)ならば C音(ド)。その…

明るい長調、暗い短調

曲調 世の中の曲には、明るい感じのする曲と、暗い感じのする曲があります。 この感覚を決めているのが曲調というものです。曲調は、音階の構成音によって決定され、 長調と短調があります。 長調と短調 長調: 一般的に明るい感じのする曲 短調: 一般的に…

固定ド・移動ド

固定ド・移動ド 音名と階名については理解してもらえましたか? ドレミの歌を適当な音から「ドーレミードミードーミー♪」と歌いはじめると、 階名で歌っていることになりますよね。このように階名で歌うことを移動ド唱法といいます。 また、ドレミの歌でも例…

続・音名

音楽には#や♭という概念があります。音名や階名については学びましたが、では#や♭がついた場合の音名はどうなるのでしょうか?今回はこれらの呼び方についてです! #と♭の音名 下記の対応一覧を見てください。 イタリア語は#、♭がつくと一般的には知られ…

音名と階名

今回は音名と階名についてです! 音名 440Hzの音を「ラ」とした場合に、これを基準にドレミファソラシドという絶対的な周波数で定義された音階ができあがります。これが音名です。つまりそれぞれの周波数についた音の名前です。 音名は、「264Hz,297Hz,330Hz…

音名

音名 音楽の基礎理論です。いろいろと覚えておいたほうが良いことがあります。 まずはじめに覚えるべきなのが、音の名前です。以下が音名です。 伊: DO、RE、MI、FA、SOL、LA、SI、DO (最も一般的) ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド米: C、D、E、F…

声の優位性

今回は、声という楽器に注目してみます。 声は完璧なハーモニーを奏でることができる 声にはチューニングという概念がありません。これはとーーーっても大きな長所なのです。 と、私は思っています!!本当に声を大にして言いたい!! チューニングがないと…

12平均律

純正律は完全5度などの音程、つまり音階上の基礎的な和音(ハーモニー)を重視した音律(音階の決め方)でした。しかし、この純正律には転調などの弱点がありました。 この弱点を補うように登場したのが平均律です。 12等分してできる12平均律 平均律とは、…

純正律

前回までの話は難しかったですね~。もっと、できるだけ簡単にいきたいところですが、綺麗なハモを理解して歌えるようになるには、知っておいたほうがベターだと思うことばかりなんです。 例えば、よく上ハモや、3度ハモというようなことを言いますが、なぜ…

完全5度、完全4度

完全系 オクターブは1:2の関係でした。では、ドとソのようなオクターブ以外の関係にある音はどうなっているのでしょうか?やはり周波数の関係がきれいなものが綺麗な和音としてきくことができます。これがなぜかと追求していくと 物理学の話になっていっ…

続・音程の単位「度」

増と減 完全系、長短系の音程があることは、前回投稿しました。ちょっと復習です。 [シ-ド]は短2度、[シ-ミ]は完全4度、[ファ-ラ]は長3度 ですね。 では問題です。この例にある[ファ-ラ]の ラに#をつけた[ファ-ラ#]は何度になるのでしょうか? 実…

音程の単位「度」

前回の投稿では、音楽は数学だーなんて大層なことを言ってしまいました。今回は、ちょっと落ち着いて、基本的な音楽用語の話です。 音程の単位「度」 2つの音の関係を表す単位は「度」(ど)。 例えばドから数えて、自分(ド)を1度、レを2度、ミを3度と…

オクターブの関係

オクターブとは 前回の投稿で440Hzについて説明しました。真中のラの音が440Hzということでしたね。では他の音はどうなっているんでしょう? 人間の耳は不思議なもので(いやむしろこれが自然かな。。)周波数の関係がきれいな音同士を、きれいな和音として…

440Hzについて

全世界共通の基準音 さて、何をするにも、まずはお勉強からということでww みなさんは、音が周波数をもっているのは知ってます?(ふつう知ってるか)まぁ、ちょっとばかり当たり前の話に付き合ってください。 音は空気中を伝わる振動で、人間の鼓膜が そ…